縁あってこの鶴見に住んで25年、産婦人科医として勤務して16年になります。
母の「(近所の産婦人科は)男性医師だから行きたくない」という言葉をきっかけに、「女の私が産婦人科医になればいい」と産婦人科を選びました。
もちろん、男性医師も優しく頼りがいがありますが、どうしても女性同士のほうが話しやすい、最初の一歩を踏み出しやすい。産婦人科ではやむを得ないことです。
当院は小さく、できることも限られています。
それでも、皆様の勇気ある「最初の一歩」を受け止め、最適な治療方針をともに探していく。
大きい病院での検査が必要なら、それをご理解いただいたうえで不安なく受診できるよう案内する。
実際は「病気」ではなかったとしても、症状とともに皆様の不安も受け止め、心身ともに健やかな状態を目指していく。
そのような診療に努めてまいります。